6月3日、室戸市の佐喜浜中学校で、商品開発の授業を行いました。
「過疎化が進む室戸を元気にしたい」
「もっと多くの人に室戸を知って欲しい」
そんな想いを胸に、子ども達は自分達のアイデアを一生懸命に提案してくれました。
あるグループは、室戸の植物を使った香り商品の開発をテーマに!
精油が抽出できないと事前にわかっていた植物でも、子ども達が自分の目で確かめられるよう、実際に蒸留の体験を行いました。
そしてもう一つ。
イラストが得意な生徒が、室戸の名産「金目鯛」をモチーフに描いたイストをTシャツにするというアイデアも産まれました。
そして、7月10日の2回目の授業。
そこで、私たちを待っていたのは、なんとすでに商品化・販売されているという嬉しいサプライズ!
それが、子ども達が実際に来ていた「キンメTシャツ」です。
自分達で描いたイラストをプリントした、世界にひとつだけのTシャツ。
夢が実現していたことに感動です!
この取り組みを実現に導いたのは、子ども達の想いを即行動に移した担任のH先生、その挑戦を温かく見守り支えた先生方。
そして、資金面から夢を後押ししてくれた校長先生の存在です。
「室戸をもっとたくさんの人に知ってほしい」そのまっすぐな気持ちが、Tシャツというカタチになりました。
現在、このTシャツは、室戸市の《料亭 花月》《むろと廃校水族館》《校地龍馬空港》で販売中です!
室戸の未来を描いたこの一枚を、貴方の背中に背負って歩いてみませんか!《室戸のキンメ》